皆様いかがお過ごしですか。 会長の任をお引き受けして以来、京都日仏協会を日仏の交流の場として楽しい会にしていきたいと、色々な事業を立案して参りました。ところがコロナ禍で、何の事業も実現に移すことができないまま、日々を虚しく過ごしてしまっています。とても残念に存じます。 コロナ禍の一刻も早い収束を念じます。くれぐれも御自愛くださいますように。 京都日仏協会会長 冷泉 貴実子
冷泉貴実子 略歴 昭和22年(1947) 冷泉家24代為任(ためとう)の長女として京都市に生まれる 46年(1971) 京都女子大学文学部東洋史学科(日本史)卒業 48年(1973) 同 大学院修士課程修了(日本史専攻) 現在 公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫常務理事 公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫事務局長 第25代為人(ためひと)夫人 冷泉家和歌会で冷泉流歌道を指導、各地でも和歌に関する 講演などを行っている 著書 「冷泉家の年中行事」(朝日新聞社・1987) 「冷泉家の歴史」(共著/朝日新聞社・1981) 「冷泉家の花貝合わせ」(共著/文化出版局・1982、【新版】書肆フローラ・2007) 「京の八百年(やおとせ) 冷泉家歌ごよみ」(京都新聞出版センター・2006) 「花 もみぢ」(書肆フローラ・2011) 「冷泉家 八00年の 守る力」(集英社新書・2013) 「和歌が伝える 日本の美のかたち」(書肆フローラ2016) 等 冷泉家 平安から鎌倉時代にかけての藤原俊成・定家の父子を祖とする藤原氏の家。 代々和歌を家業として宮廷に仕えた。明治維新後も東京に移らず、京都の地で俊成・定家以来の文化財を今に伝えた。昭和56年(1981)財団法人冷泉家時雨亭文庫を設立し、伝来の文化財の保存に努めている。